周術期口腔ケアとは、がんなどの手術において、術前・術中・術後に口腔ケアおよび治療を行うことで、お口のトラブルを予防し、がん治療が円滑に進むことを目的としたものです。
その効果として以下のようなものがあげられます。
①お口のクリーニングによって細菌数が減り、術後肺炎のリスク低下
②全身麻酔時の気管内挿管時に歯が折れたり抜けたりすることの予防
③口や喉、食道などの手術の際、口からの細菌による術後感染のリスク低下
④あらかじめ口腔内状態を良好にしておくことで、手術後食事が摂りやすくなり全身状態の維持回復を助ける
特に④に関連して術後健康状態の回復が良好なため、入院日数が結果10%以上減少するというデータもあります。
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